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2月5日(水) 保護よりそろそろ、一月たつがK町役所には飼い主からの問い合わせはない。 ヨーコ、薬が切れるので動物病院へ連れていく。 やはり心音に雑音あり。乳腺腫瘍もかわらず。 避妊と腫瘍切除の手術に果たしてヨーコが耐えられるかが問題となってくる。 このように危険要素がある場合、判断に悩む。 しかし、そのままにしておいて良くなるわけでもないので、次次週に手術の予定を入れてもらう。 |
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2月8日(土) ジョンの人への順化はまずまずといったところ。 特定の人間だけでは意味がないので、近所の中学生に手伝ってもらい人慣れを強化している。 安心だと見極めると、すぐ腹をみせるようになってきたのは進歩である。 ジョンはフィラリアがプラスであるが、歯をもう一度点検するに、どうやら予想より若いようだ。 1歳半から3歳くらいといったところだと思う。 |
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2月11日(火) ジョン、本日よりフィラリアの治療を開始。 といっても初回のみショック止めの薬を飲ませ、30分後異常がなければ予防薬を飲ますというだけ。 ただこれを18ヶ月続ければいい。 子虫は薬で退治し、成虫は寿命が尽きるのを待つ。 フィラリアというと以前は完治しない病気だと思われていたが、現在は良い治療法も確立されつつあるので決してあきらめてはいけない。 ヨーコのこと。 犬小屋を用意したのに入らない犬がいる。ヨーコもそれだ。 雨なのに濡れて外にいる。 ドシャ降りになると小屋に入るようだが、けっこうがんばる。 小屋の前に仕出し用のスチロール箱を置いてやるとけっこうそれが気に入っている。 おさまりがよいようだ。 |
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2月18日(火) ジョン逃走。 夜は2匹を車の中に入れて寝かせている。 理由はまだ寒いことと、夜中、なにかで吠えると近所迷惑になるからだ。 夕ご飯をやり、散歩をしたあと2匹を車に入れるのだが、この日はヨーコのご飯の食べが遅く、別々にやってしまった。 結果、先に車で待たされたジョンが興奮してしまい、ヨーコを入れる際に脱走。 しまった!と思った瞬間、彼方へ走り去ってしまった。 その後一時間ほど探したが姿もみえず、明日役所に連絡をしなくては、とあきらめていたら、家にやってきた知人が「ジョンがいるよ」と玄関前で捕まえてくれていた。 家に帰ってきたのにもビックリだが、ジョンの首輪をつかんで捕まえてくれたKさんにもビックリ。 おかげで安心して眠ることができました。 |
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2月19日(水) ヨーコ手術。 朝から飲食を断ち、昼に獣医さんのところに。 手術についてはいろいろ障害があったが、今がいちばん体力があると判断し、お願いすることにした。 予備注射を打ってもらい入院ケージに入れてくる。 経過は電話連絡をもらうということで病院を後にした。 午後4時半、先生から連絡。 無事、麻酔からも覚醒。 手術してみてわかったことは、卵巣にも腫瘍があり、右胸の乳腺腫瘍は大きくなりすぎ、筋肉まで達していた。 結果的に避妊の判断は正しかった。 いつもなら夕方には退院させてもらうのだが、今回は大事をとって入院させてもらうことに。 よく頑張った。 写真は朝の散歩時撮影。まさかこの後、命を決する手術が待っていようとは・・。 |
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2月21日(金) ヨーコ退院の日。 術後の経過は電話で聞いていたので安心とはいうものの、会うまではいろいろ心配がつのる。 午後4時迎えに。 エリザベスカラーに手術跡の痛々しい姿であったが、食欲もあり自分の足でちゃんと歩く。 氷づけにされた切除部分をみながら先生の説明を聞く。 上から腫瘍、卵巣、子宮(写真中)で卵巣は水腫ができて肥大化していた。 乳腺腫瘍は今回は大きな部分のみを切除となった。 腫瘍は筋肉まで達していたが、呼吸を司る筋肉までは転移はなかったので最小限の切除で済んだとのこと。 実は他にも硬いしこりがあるのだが、これについては様子をみることに。 「腎臓がしっかりしているのと,食欲があるのがこの子の救いかな。歯も相当抜けてるし12歳以上といったところかな。心臓も悪いから塩分はひかえるように。里親探しは無理しないほうが・・・・。」 という先生のご意見。 10日後抜糸予定。 本日より抗生物質と心臓の薬を投与することに。 |
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家に帰り、トイレ散歩。 我慢していたのかフラつきながらも気持ちよさげに用をたす。 本来だったら入院しているので、良くなるまでは家の中のサークルに。 (里子に出さないのならそのまま室内犬となるのだが・・) 21歳で大往生した柴犬の飼い主さんからいただいた遺品の座布団を敷く。 水飲みもその子のものだ。 テイルズでは21年物と呼んで長寿のご利益にあやかろうとしている。 いただいた遺品をみるとその愛情の程がわかるのだ。 ヨーコも気に入ったらしく、布団の上にすぐに丸くなっていた。 |
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ここまでの医療費 \132,053 |
ジョン&ヨーコ 2月5日
2月8日
2月21日
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